ワーク席、オブザーバー席とは?
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■頭の中をPOSに!(特別編)とはどんなワーク?■
- この頭の中をPOSに!(特別編)のワークは、模擬症例を用いて患者役の方と実際に応対をしながら、「どのように応対するのが良いのか」を学んでいくワークです。
実際には3〜5分程度で終わってしまう患者さんとのやり取りを、3時間以上かけてじっくりとディスカッションしながら、組み立てていきます。
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このとき、ワーク席の参加者は応対する薬剤師役となり、チューターとやり取りしながらプロブレムを探し、最適なケアを考察して行きます。
ワーク席の参加者は、自ら意見を述べたり、チューターより発言を求められたりします。
したがって、自分自身で実際に症例に取り組み、最適なケアを組み立てる思考訓練を行いたい場合には、ワーク席をご希望下さい。
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オブザーバー席の参加者は、基本的にはワーク席の参加者がケアを組み立てていく様子を周りで見学する形になります。チューターから指名され、発言を求められることはありません。
講師はチューターをやりながら適宜必要な解説をはさんでいきますので、患者さんとのやり取りや、講師の解説を聞きながら、落ち着いて「どのように考えれば良いのか」を学ぶことができます。そのため、指されることにより緊張することなく、しっかりとその考え方を学ぶことができます。
さらにオブザーバー席の方は、チューターより指されることはありませんが、自分で意見を述べたいときには挙手して意見を述べることができます。したがって、ワークの流れに自分の意志で参加することは可能ですので、ただ単に「見ているだけ」ではありません。そういう意味でオブザーバー席での参加の方が、むしろ勉強になる方もいるでしょう。
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ワーク席の参加者は、ディスカッションに直接参加しながら、交代で実際の患者応対も行います。したがって、「服薬ケアステップ」の方法論をある程度理解していて、「実際に試してみたい」「自分が実際に応対して、患者さんから情報を引き出してみたい」という方には最適です。患者応対の組み立てだけでなく、実際のコミュニケーション技法を用いて、患者さんとのやり取りをその場で行いますので、「服薬ケアステップ」の考え方と、「服薬ケアコミュニケーション」の実践練習を同時に行うことができます。
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このように、それぞれのご希望に合わせて、ワーク席、オブザーバー席、どちらの参加でも、とても勉強になるワークです。
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なお、患者役も参加者の中から、希望者にやっていただきます。
実は患者役が一番勉強になると言われており、希望者も大変多いため、会員の中から事前に希望者を募っております。
1回以上この「頭の中をPOSにするワーク」に参加したことがある会員の方は、患者役での参加も可能ですので、事前に事務局まで予約申込をしてください。
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なお、必ず自分が使い慣れた薬や病気に関する参考書などを持参してください。
このワークは考え方を学ぶワークですので、知識があやふやでは思考を組み立てることができません。特にワーク席参加の方は、忘れずにお持ち下さい。もちろん、オブザーバー席での参加の方もお手元で調べながら学んだ方が良いと思います。
(主催者側では特に添付文書などは用意しませんので、必ずご自身でご持参下さい。)
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